一昨日阪神競馬場で行われたチューリップ賞（G3）の回顧をします。
◇1着 マルターズディオサ
強い競馬でしたね。
好スタートを切り、3番手を取りレシステンシアをマークする様にしてレースを進め、直線では瞬発力勝負でクラヴァッシュドールを鼻差抑えて勝利。
田辺騎手のレース後コメントでも「良い意味でびっくりした」とある様に能力、精神面で大きく成長していると思わせる内容でした。
今回はレシステンシアがスローペースで進めた為、展開も合ったのは間違い無いですが、元々桜花賞に無事出られれば有力になりそうです。
◇2着 クラヴァッシュドール
今回も安定したレースをして2着を確保しました。
この馬は良い意味で変わらない印象が有りますが、どこか３歳時のリスグラシューと被る気がします。
父もリスグラシューと同じハーツクライでこれからの成長が見込めるだけに桜花賞は勿論、クラシックでは外せない1頭かなと思います。
◇3着 レシステンシア
楽に先手を取り、早過ぎないラップを刻むレースをしましたが、最後は決めての差か、差されてしまいました。
直線の手応えは良く見えたので、そのまま押し切るかと思いましたが、案外でした。
ただ、桜花賞に向けて色々な意味で収穫のあったレースになったのではないかと思います。
◇その他
ウーマンズハートは控える競馬を意識的にした割には直線であまり弾けず他2頭にも交わされる結果となりました。
桜花賞に出たとしてもかなり厳しいとは思いますが、上積みが大きければワンチャンてな所でしょう。
4着のイズジョーノキセキは腹を括った後方からのレースをして、上がり最速の3F33.1を出し、3着のレシステンシアに1/2馬身まで迫り、
今後に期待のできるレースをしました。
◇レース全体
当初チューリップ賞は主役級勢揃いで上位と伏兵の差は大きいと見ていましたが、3着と9着までの差が0.4秒差と案外差が有りませんでしたので桜花賞は案外混戦になる可能性を感じました。
以上です。
次は弥生賞の回顧をしますのでまた見て下さい！
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